福岡の派遣会社事情

福岡に住む前に知っておくべきポイントまとめ

九州を代表する都市「福岡」。人口150万にも及ぶ大都市は大阪に勝るほどの規模に成長。最近は、福岡市を中心に起業家へのサポートを強化し、福岡からアジアを活性化させようと盛り上がっています。今回は、そんな福岡に住む前に知っておくべきポイントまとめをご紹介します。他県にはない福岡ならではの常識にご注目あれ!

福岡に住むならココがおススメ!

福岡県の県庁所在地である福岡市は、九州最大の都市。1972年に政令指定都市となり、現在は7区で構成されています。福岡市の交通は、市営地下鉄、JR、西鉄電車などが走っていますが、他県に比べると電車が通っていない地域が多いため、バスでの移動がメインに。鉄道に頼れない分、福岡県全域を走る西鉄バスを利用するため、1日のバスの走行距離数はなんと「日本一」。鉄道が発達していない地域ならではの特色といえますね。首都圏や関西から福岡へ引っ越す場合は、こういった交通事情をふまえたうえで物件選びをする必要があります。ちなみに最近は、アイランドシティや千早地区、今宿地区の開発が進まれており、人気エリアとなっているようですよ。

福岡に住む前に知っておくべきポイント3選

福岡人は甘いものがとことん好き

福岡をはじめとする九州では他地域に比べ「甘い」醤油を使うのが当たり前。福岡を訪れた関東出身の人ほとんどが醤油の甘さに衝撃を覚えるとか。根っからの福岡人はわざわざ取り寄せた「マイ醤油」を持ち歩くほどの徹底ぶり。交易などで醤油が手に入りやすく、気候の影響もあって福岡人は甘い醤油を好むようになったとか。

バス停に並ぶのは非常識!?

ネット上で話題になっている福岡の県民性といえば「バス停に並ばない」こと。福岡では当たり前のようですが、もちろん他地域ではバス停に並ぶのは当然のこと。関東や関西から訪れた人は、並ばない光景をみて軽いカルチャーショックになるようですね。並ぶ、並ばないは福岡人同士でも言い合いになるそうです。

九州他県と比較してはだめ!

福岡人は「福岡」を九州最大の都市と思っているので、九州他県と比較されることを嫌がります。福岡に住むのなら、「福岡一番!」くらいにアピールしておけば人間関係にも悩まずにすむでしょう。また福岡の中でも、北九州や筑後と、色々と地域が分かれているので、福岡=博多というようなイメージは消しておいた方が賢いかもしれませんね。

福岡で働くなら「七社会」を知っておこう

福岡に住むということは、そこで「働く」ということ。福岡の経済界には「七社会」といわれる組織が存在します。七社会の正式名称は「互友会(ごゆうかい)」。1950年に総会屋対策として、九電、西部ガス、西鉄で発足。その後、福岡銀行、旧西日本銀行、旧福岡シティ銀行、九電工が加わり「七社会」と呼ばれるようになりました。最近では、地元経済団体のトップに七社会以外の企業が就任しているため、影響力の低下が指摘されています。しかし、福岡で働いていく以上、この「七社会」については知っておいて損はないでしょう。たとえ、七社会に属している企業で勤めないにしても、福岡に住んでいる限り、他のことで七社会と関わりをもつ可能性が高いのです。七社会以外にも、大きな経済団体が福岡には存在しており、こういった予備知識は一社会人として身に付けておいた方がいいでしょう。

「福岡に住む前に知っておくべきポイント」はいかがでしたか?関東や関西では常識であっても、福岡では通用しないルールもいくつかありましたね。福岡に住む前には、こういった県民性や地域の特色を把握しておきましょう。

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